[連載]フリーランスが受けられる控除総まとめ、その1(基礎控除、配偶者控除、青色申告、医療控除などなど)

[連載]フリーランスが受けられる控除総まとめ

フリーランスで仕事をしている人にとって、この時期頭を悩ませるものといえば確定申告です。確定申告とは1年間の所得と納めるべき所得税額を計算して申告する手続きのこと。当然、収入(課税所得)が多い人ほど、支払う所得税の金額も高くなることに。そこで覚えておきたいのが「所得控除」です。ここでフリーランスの方が受けられるいろいろな所得控除について分かりやすく説明していきます。

所得税はどうやって計算する?

[連載]フリーランスが受けられる控除総まとめ、その1(基礎控除、配偶者控除、青色申告、医療控除などなど)

初めて確定申告をする方は「所得控除ってなんのこと?」と思いますよね。まずは、所得税の計算方法からざっと見ておきましょう。もちろん、覚える必要はありませんので安心してくださいね。

所得税額は課税所得額×税率-控除額で計算されます。さらに課税所得額は収入から経費を差し引いた額からさらに所得控除額を引いたものになります。

①収入-経費-所得控除=課税所得額
※所得控除額とは所得から直接差し引くことができるもの 

②課税所得額×税率-控除額      
この「控除額」とは課税所得額によって変わります。詳細は国税庁のHPをご参照ください。

参考:所得税の税率|国税庁

次のお話では所得から直接、差し引くことのできる「所得控除」についてお話していきます。

フリーランスが受けられる所得控除いろいろ

[連載]フリーランスが受けられる控除総まとめ、その1(基礎控除、配偶者控除、青色申告、医療控除などなど)

・基礎控除

確定申告をする人なら誰でも受けることができる控除。会社勤めの方は扶養控除等(異動)申告書の提出を会社に対して行っていると思いますので、基本的には自動的に控除がさてれいるハズです。フリーランスの方は申請を行う事で38万円の控除を受ける事が可能になります。

・配偶者控除

生計を共にしている配偶者の収入がない、あるいは収入が低いときに受けられる控除。配偶者の合計所得が38万円以下の場合に受けることができます。「合計所得」とはお給料の金額そのものではありません。

よく「103万円の壁」と言われていますが、これは給与所得が103万円以下であれば、給与所得控除額が65万円なので、合計所得金額は38万円以下となり配偶者控除の満額である38万円の控除が受けられることになるからなのです。

参照:配偶者の所得がいくらまでなら配偶者控除が受けられるか|国税庁

・医療控除

本人と家族を合わせて、その年に払った医療費の合計が10万円を超えるときに受けられる控除。総所得金額によって計算式は異なります。
①総所得金額が200万円以上の場合 1年間の医療費-10万円
②総所得金額が200万円以下の場合 1年間の医療費-総所得金額×5%

ただし、医療保険や生命保険などで補てんを受けた場合はその金額が1年間の医療費から差し引かれます。自分が薬局で購入した風邪薬や頭痛薬、病院までの交通費なども1年間の医療費に含めてOKなので、レシートや領収証を忘れずに保管しておきましょう。

・社会保険料控除

健康保険、国民年金、国民健康保険、介護保険、国民年金基金、厚生年金基金などすべての社会保険料について全額が控除の対象となります。フリーランスの方は任意で国民年金基金に加入している方も多いと思いますが、忘れずに控除申告をするようにしてくださいね。最近は国民年金を2年前払いできるようになっていますが、これもすべてその年の社会保険料控除に含めることができます。なお、確定申告用の「国民健康税納税証明書」は1月末頃に送られてくることが多いようです。

・生命保険料控除

生命保険や医療保険、介護医療保険、個人年金保険などに加入している場合、最高で12万円までの控除が受けられます。申告には保険会社が発行する「保険料控除証明書」の添付が必要になります。なくしてしまった方はすぐに保険会社に連絡して控除証明書の再発行を依頼しましょう。

・地震保険料控除

ここ数年で新たに地震保険に加入したという方も多いのではないでしょうか。この控除は地震保険と旧長期損害保険が対象となり、最高で5万円の控除を受けることができます。自分が加入している保険が控除対象となる場合、損害保険会社から控除証明書が送付されてきます。

・扶養控除

配偶者の他に子どもや親、親戚などを扶養している場合、受けられる控除です。扶養家族の年齢によって控除額が異なります。

参照:扶養控除について|国税庁

・寄付金控除

地方自治体や特定の団体に寄付をした場合に受けることができる控除です。2000円を超えると控除対象となるので、寄付をした際には領収書や「寄付金控除証明書」を必ず受け取るようにしましょう。ふるさと納税もこの寄付金控除の対象となります。

まとめ

いかがでしたか?今回は多くの方が受けることのできる控除を対象にしてみました。初めて確定申告をする方はいろいろと不安になることも多いと思います。

ネットなどで調べてみてどうしても分からない場合は税務署に出向いて職員の方に直接、質問するという方法もあります。税務署というとなんとなく怖いイメージを抱きがちですが、「税金をきちんと申告しようとしている人」とみなされて、ていねいに教えてくれるのでいろいろな問題が一気に解決しますよ!

もうすぐ迫る確定申告、まだ用意がお済みでない方は是非週末にご準備を!!!

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