うっかりヤッてません?コンプライアンス違反の具体的事例

うっかりヤッてません?コンプライアンス違反の具体的事例

日本を代表する企業である東芝が約7,000億円の損失を計上し、2017年8月には東証1部から2部へ降格することがほぼ確実となっている今。不正会計が発覚してから2年あまりで経営破たんに追い込まれた形ですが、原因は経営陣による不正会計と粉飾決算を繰り返すことで、問題を先送りしていた
ところにあります。まさにコンプライアンス違反の最悪の結果とも言われていますよね。

「コンプライアンス違反」という言葉は、よく聞きますが、具体的にはどんな行為が挙げられるのでしょうか。ここでは、よくある例を挙げて説明していきます。「自分は末端の社員だから関係ない」という人も、意外にコンプライアンス違反をしているかもしれませんよ?

「コンプライアンス違反」とは

東芝のような粉飾決算や脱税、業法違反、談合や偽装行為、不法投棄、贈収賄といった法令違反はもちろんのこと、社会規範や倫理に反する行為もコンプライアンス違反に該当します。具体的な事例を見ていきましょう。

ソフトウェアの違法コピー

ダウンロードして使用するソフトウェアにはライセンス数が指定されています。この数を超えてインストールを行うのは違法行為。インターネット上でライセンスのないソフトウェアを販売したり、配布したりする行為も違法です。

偽装行為

チェーンのカレー店が賞味期限切れで廃棄処分を依頼したカツを販売していたとして、産業廃棄物処理業者が摘発された事件は皆さんも覚えているのではないでしょうか?このケースでは廃棄処分料をだましとった詐欺行為、カレー店側に処分をしたと嘘の報告をした詐欺行為、さらに賞味期限切れの食品を販売した食品衛生法違反に問われる形になりました。こうした重大な違法行為は経営そのものが危うくなるだけではなく、カレー店側から顧客の信用を失墜させたとして損害賠償請求される可能性もあります。

インサイダー情報

「ウチの会社、ヤバイかも……」そんな経営上の機密を社外で話したことがキッカケで会社の株価に影響を当てることがあります。特定の株主のために情報を流して、損失を避けさせることも違法行為です。

また、金融関連の企業の社員がなにげなく話した顧客の情報が問題になることも。銀行員の「芸能人の○○はウチの普通預金に1億預けっぱなし」損保会社の社員の「○○社は経営難で保険を解約している」といった噂話レベルの情報を漏えいさせた場合もコンプライアンス違反です。

メガバンクではこうした情報漏えいを避けるため、事務担当者の勤務中の外出を禁止しているところも。ランチ中のおしゃべりに含まれた顧客の情報が漏えいしたら……そんなリスクに備えているわけです。

介護報酬の不正受給

介護保険施設で人員配置基準を満たしていないのに、虚偽の勤務状況を報告して介護報酬を受給するというもの。2人の職員が夜勤をすることで報酬を請求しているのに、実際は1人しかいなかったり、介護士や看護師の人数が足りていないにも関わらず、勤務していると見せかけたりする……といった行為が繰り返されています。
複数の不正を繰り返している場合、介護保険法に基づいて指定を取り消されることも。中小の介護事業者の場合、倒産に直結することもあります。

データの持ち出し・流出

「残業するより早いから家で仕事をしている」「データは持ち出せないので、メール添付で自分あてに送って作業している」仕事熱心なのは素晴らしいのですが、こちらもコンプライアンス違反。

また、外部の人に見られる場所で作業をしたり、顧客対応をしながら別の仕事を机に広げていたり……というのもNGです。パソコンや書類を電車の中に忘れたりするのも情報漏えいにつながるので注意。

筆者は派遣社員として大手企業に勤務していたとき、出張前日にパソコンを自宅に持ち帰っていいと言われて驚いた経験があります。大手企業でも50代以上の皆さんはコンプライアンス違反に対する意識が低いのかもしれません。

会社の備品を私物利用する

「会社のボールペンを自宅で使う分まで持ち帰って使用している」「子どもの学校関連の書類を会社でコピー」「会社のパソコンからSNSにログインして眺めている」こんな行為もコンプライアンス違反です。会社によっては社外のサイトにアクセスしようとすると警告画面が出るところもあるのだとか。同じようにして、自分が知らない間に仕事に関係のないサイトを見ていないか会社側が監視している可能性もありますので、要注意です。

まとめ・重大なコンプライアンス違反は内部告発でバレる!

いかがでしたか?
備品の持ち帰りのようなささやかな違反から会社の経営が傾くレベルまでいろいろあるコンプライアンス違反。会社を守るために社員に対してコンプライアンス遵守に関する教育を行っているところも多く、社内にコンプライアンス室を設置しているところも増えています。

消費者の健康に影響を与えたり、環境汚染につながったりするような重大なコンプライアンス違反は内部告発で公になることが多いのだそう。働く人、ひとりひとりが自分自身に恥じる行動をしないよう心がければコンプライアンス違反もおのずと減ってくると言えるでしょう。

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