- 2017年06月29日
みんなはどうしてる?夏場の生ゴミの臭い対策
猛暑が予想されている今年の夏。梅雨に入って蒸し厚く感じる日も増えていますよね。この時期になると気になるのが生ごみの臭いです。しっかり水気を切って捨てていてもニオイがしてくることも。
マンションなどの集合住宅ではごみが出たときに捨てられる大型のゴミ捨て場があるかもしれませんが、そうでない場合、自宅のベランダや庭などに収集日まで一時的においているという方が多いでしょう。コバエでも発生しようものなら、後の掃除が大変になってしまいます。ここで、夏場の生ごみの臭い対策について考えてみましょう。
身近なものを使って臭いを消す方法
<重曹>
生ごみがニオイを発してきたら、上から重曹をふりかけてみましょう。重曹は弱アルカリ性なので、生ごみから出る酸性のニオイを抑える効果があります。また、重曹には雑菌を抑える作用もあるので、シンクの三角コーナーやペールボックスの底にあらかじめ重曹を振りかけておくのもおすすめです。
重曹を入れたスプレーを用意しておいてもいいでしょう。重曹小さじ2杯を水200ccで溶かしたものをスプレーボトルに入れて溶かすだけ。臭いが気になる場所にシュッとひと拭きするだけで、悪臭を軽減してくれます。
三角コーナーや排水口のゴミ受けなどは泡タイプの漂白剤で寝ている間に漂白しておくようにしましょう。ニオイがとれてピカピカになります。
<お酢>
重曹がない!というときは、お酢で代用してみましょう。重曹ほどの効果はありませんが、臭いをごまかすことができます。
捨て方を工夫して臭いを減らす
野菜やくだものの皮など、水分のあるゴミは直接捨てるのではなく、新聞紙でくるんでから捨てるようにしましょう。新聞紙が水気を吸い取ってくれる上、ニオイが漏れるのを防いでくれます。
魚の内臓や皮を処理したときも新聞紙でつつむと水気とにおいを吸いとってくれますが、夏場にこの方法が使えるのはゴミの収集日前日のみ。真夏は冷凍庫で凍らせておいて、収集日の朝に捨てるという方法をとるのが一番です。収集日が近い場合は電子レンジでいったん加熱してから、外に置いたペールボックスで保管するという方法もあります。
生ごみ処理機を使用する
バイオの力でゴミを減量または分解して肥料にしてくれるタイプと、電気を使って乾燥させて肥料として使えるようにしてくれるタイプの2種類があります。
<バイオの力を使った生ごみ処理機>
本体価格が安く、家庭用の小さいタイプなら数千円で購入できるものもあります。善玉菌である微生物を含んだおがくずのような菌床を別途購入する必要がありますが、こちらも1キロ当たり600円程度。1回に使用する量はひとつまみ程度なので、かなり長持ちします。
人気機種である伸和の家庭用生ゴミ処理器なら、本体価格は3,000円以下。有機肥料と液肥の両方を作ることができます。
なお、栃木県足利市のように、生ごみ処理機を購入すると「購入価格の2/3の額で上限6,000円」を補助してくるという自治体もあります。
家庭用生ごみ処理機器の特徴
「EMストッカー」とは、EM菌(有用微生物群)を利用して生ごみを発酵させる容器です。発酵が終わった生ごみは、土に埋めもどし、土の中で徐々にたい肥となっていきます。発酵の過程で、生ごみから発生する「発酵液」は希釈することで、液肥としても利用できます。
容器は小さなバケツ程度の大きさのため、室内にも設置できますが、臭い等が気になる場合は、勝手口の外などに置いてもよいでしょう。なお、生ごみを投入する都度、EM菌が付着した「ボカシ」も投入する必要があります」引用 – 足利市ホームページ
<電気を使った生ごみ処理機>
生ごみを乾燥させて臭いをなくし、軽量化するだけのタイプのものは3万円前後、肥料として使えるように処理してくれるタイプが4万円台後半から10万円までとなっています。電気を使う分、処理するまでの時間が短くて済むのがメリット。菌などは必要ありません。
初期購入費用がかかるものの、こちらも自治体の補助金が出るところが多いようです。「可燃ごみを出す回数が激減した」「キッチンやシンクが清潔に保てるようになった」「ゴミが軽くなって超快適」という意見が。生ごみの量が多い大家族の場合、処理時間が短い電気を使った生ごみ処理機が便利です。
まとめ
いかがでしたか?ごみを出しに行って朝からゴミのニオイのせいでイヤな気分になってしまうのは避けたいもの。重曹を使う方法なら、安価かつすぐにトライできますよね。また、家庭菜園やお花を育てている方は思い切って生ごみ処理機の購入を検討してみてもいいかもしれません。暑い時期もニオイのストレスがない生活を送りたいですね!
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