移住の前に知っておきたいこと:その②住環境整備にかかるお金

移住 海外

地方移住すると家賃が安く済む!というのは定説ですが、実際に移住してみてから住環境を整えるために思いのほか、費用がかかってしまったという話はよく聞きます。空き家だった住居を借りて住む場合や寒い地方への移住など、快適に過ごせる住空間を整えるまでにお金がかかってしまうケースもあるようです。

長年、空き家だった家に住む場合

地方に移住する場合はもちろん、空き家バンクなどを使用する場合に注意したいのが「住居のメンテナンスがどこまでされているか」と「どのくらい空き家だったか」という点です。

例えば、古民家に憧れて古い空き家に入居してみたところ、畳やふすまがボロボロだったり雨漏りしたりする場合があるかもしれません。プロに依頼したときの相場を把握しておきましょう。

・畳の張替1畳/2,000~4,000円
・ふすまの張替/2,500円~
・網戸の張替1枚/3,000円~

ありがちなのが「田舎暮らしだから、その分、安い家賃で広い家に!」と考えてしまうこと。部屋数が多ければ多いほど、メンテナンスにかかる費用はかさみます。普通の賃貸住宅であれば、こうしたメンテナンス費用は管理会社や大家さんが負担してくれますが、空き家を借りる場合そうもいきません。家賃が安いわりに、メンテナンスは初期費用から借り手が持たなければいけないことがほとんどなのです。

侮れない、害虫や害獣の被害

「害虫は分かるけど、害獣ってなに?」と思ったアナタ。要注意です(筆者もそう思っていました)。害獣とはネズミやハクビシン、タヌキなどを指します。

そんな動物、家に入ってこないよ……と思ったら大間違い。(筆者はそう思ってました)筆者の友人の家(古い日本家屋・横浜市内)屋根裏には数カ月空けていただけで、ハクビシン一家が住み着いていたそうです。田舎暮らしをはじめて家の中に黒いポツポツしたゴミが落ちているな……と思ったら、ネズミの糞だったということも。

都会の人間にとってハクビシンやドブネズミ、クマネズミ(鳩ぐらいの大きさのことも)はまさに脅威。遭遇したときに固まってしまう可能性が大です。また、ダニがわいて吸血被害が出たり、家電の配線をかみちぎられて漏電したり……という危険な二次被害が起こることもあります。

特にネズミは人間の食べ物を食べるので、テーブルの上に置いてあったおかずやパン、お菓子を食いちぎられる場合もあるでしょう。お子さんがいる家族はもちろん、衛生上よくありませんが、素人が薬剤などで駆除することができる範囲は限られています。業者に依頼してネズミの駆除を行った場合、数万円から10万円以上かかることも。

また、害虫も同様です。ゴキブリやなめくじくらいであればなんとか対応できても、白アリが発生しているような住居は家賃が安くても諦めるべきでしょう。そのためにはまず、1カ月程度短期で住ませてもらうのがいいかもしれません。

冬の寒さに耐えられるか

マンションやアパートなどの集合住宅から一軒家に引っ越した場合、冬の家の寒さに驚くことがあります。場合によっては外の方が温かいのでは?と思うこともあるほど。

移住先が古い家で窓の立て付けが悪かったり、廊下が多かったりすれば、暖気が逃げることになるので暖房をいれてもなかなかきかないということも。広い家に住んでいるのに、使うのはリビングだけ……ということにもなりかねません。雪の多い地方に引っ越したところ、毎冬、雪下ろしや雪かきが必須だったり、水道管の凍結が日常茶飯事という場所も。

プロパンガスは高い?

筆者の友人は郊外に引っ越したときプロパンガスを導入することになり使用料金の高さに驚いたと言っていました。プロパンガスの料金は都市ガスと違ってグレーな部分も多いので、まずは料金の相場を知っておくことが大切です。

参考: 一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター

このサイトではLP(プロパン)ガスの一般小売価格を2カ月おきに確認することができます。例えば2017年8月現在、宮崎県のLPガス基本料金は最安値が600円、最高値が2052円。ちょっと信じられない価格差ですよね。

おわりに

移住に失敗した人が口をそろえて言うのは「移住を決める前にしばらく住んでみた方がいい」ということ。季節によって環境が変わることも十分にあるので、定住を決めるには慎重になる必要があります。家電や家具などを買い揃えてしまってから、やっぱりここには住めない……となると、引っ越し代もかさむことに。まずは必要最小限の荷物で1~2カ月過ごしてみるのがいいかもしれませんね。

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