- 2016年10月10日
動物別妊娠期間|最短期間はなんと16日という衝撃の結果に。
皆さんは動物の妊娠期間について考えたことはありますか?私たち人間の妊娠期間は約10カ月。これに対して、1年に数回、妊娠・出産できる動物もいます。ここで、主な動物の妊娠期間について考えてみましょう。
ペットの妊娠期間を知ろう!
近所の猫ちゃんが子猫を生んだと思ったら、またすぐにお腹が大きくなっていた……。そんな声を聞いたことはありませんか?猫の妊娠期間はなんと約2か月。そのため、場合によっては1年に3~4回出産することも不可能ではないのです。
家庭で飼う際、子猫を増やしたくない場合は、生後半年以内に避妊・去勢手術を受けさせるようにしましょう。
妊娠期間以外にも自然排卵が行われる人間と違って、猫やうさぎは交尾によって排卵が起こる動物です。また、猫は妊娠期間中に交尾をすることで、複数の父猫の遺伝子を受け継いだ子猫が生まれることがあります。
母猫の遺伝子が同じでも、父猫の遺伝子は別々ということ。野良猫が毛の色や柄がそれぞれ異なる子猫を数匹産むことがありますが、これはそれぞれ父猫が異なるからなのです。人間では考えられない現象ですね。
その他のペットについてはどうでしょうか。犬は猫と同じ2か月、ウサギは1か月、ハムスターは16日という驚くべき短期間で子供を出産します。特にハムスターは4日に1度発情するといわれ、妊娠しやすいペットですが、寿命も約2~4年と短命です。
寿命が短い動物たちは、出産の回数を増やすことで、種別を残し続けることができたのかもしれませんね。
妊娠期間がもっとも長い動物はゾウ!って?
では、妊娠期間が人間よりも長い動物はいるのでしょうか。もっとも妊娠期間が長いのはゾウの21カ月、キリンやサイは15カ月、ラクダは13カ月、シマウマは12か月程度です。
ゾウや馬の赤ちゃんは生まれてすぐに親に促されて立ち上がろうとします。また、馬は生後3時間程度で走ることもできるようになるのだそうです。
これらの動物は生まれたとき、体の大きさこそ小さいものの、すでに大人と同じような姿をしています。例えばゾウの赤ちゃんは生まれるときの体重は90キロから100キロ以上。草食動物は常に肉食動物に狙われており、危険にさらされているため、生後すぐに逃げられるように母体のなかである程度成長する必要があったのかもしれません。
まとめ
人間の妊娠期間に比べ、ゾウの妊娠期間は約2年。お腹の中で子供が大きくなるだけに、母体への負担も大きそうですね。また、動物の寿命や生きている環境なども妊娠期間に影響すると考えると、生命の神秘を感じてしまいますね。
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