[イタリア語]旅行時に必要なフレーズ(レストラン編)
イタリア旅行の醍醐味といえば、食。毎回、さまざまなイタリア料理を食べるのが楽しみという方や料理が目的で旅行に訪れる方も多いのではないでしょうか。今回はレストランで使えるイタリア語のフレーズをまとめてみました。※なお、イタリア語のフレーズは基本的にローマ字読みすればOKです。
レストランに入るまで
イタリアのレストランは夕食の場合、予約するのがベターです。
① Buona sera. Siamo in due. C’e’un posto?
ブォナ・セーラ。シアーモ・イン・ドゥエ。チェ・ウン・ポスト?
こんばんは。2人なんですが、席はありますか?
②Vorrei prenotare un tavolo per stasera. Siamo in due.
ヴォレイ・プレノターレ・ウン・ターヴォロ・ペル・スタ・セーラ。
今夜2人で予約したいのですが。
電話がかけられる場合や、日中ランチの時間帯などにお目当てのレストランに行ってみて、直接ウェイターにその日の夜の席を予約してもらうこともできます。ちなみに「1人で」はda solo.(ダ・ソーロ)、2人ならin due(イン・ドゥエ)、3人ならin tre (イン・トレ)となります。
レストランで使えるフレーズ
イタリアのレストランのメニューには
・Antipasto (アンティパスト) 前菜
・Primo piatto( プリモ・ピアット) パスタやリゾットなど
・Secondo piatto (セコンド・ピアット)肉や魚などのメイン
・Contorno (コントルノ) メインの付け合わせ
・dolce(ドルチェ)デザート
などが載っています。もちろん全員が全部頼まなくても大丈夫。ただし、注文するときには上記の順に頼んでいくのがスムーズです。店員さんもこの順番で聞いてきます。
①注文していいですか?
Posso oridinare? ( ポッソ・オルディナーレ?)
まずは店員を呼びましょう。
②Per il primo prendo (料理の名前)
(ペル・イル・プリモ・プレンド(料理の名前)
続いてper il secondoでメインを注文します。もちろん、シンプルに料理の名前だけを告げてもいいでしょう。
③Il Secondo dividiamo in due.
(イル・セコンド・ディヴィディアーモ・イン・ドゥエ)
メインは2人で分けます。
④Due tiramisu per favore.
(ティラミスを2つお願いします)
レストランでは食事のはじめにパンを持って来てくれます。これはサービス料金またはテーブルチャージに含まれているので、追加を頼んでも追加料金は取られません。料理がおいしいレストランはパンも手作りのものや天然酵母などこだわったものを出すことがあります。
飲み物について
飲み物は食事の注文が終わった後に、店員から「Da bere? (ダ・ヴェーレ?)お飲み物は」と聞かれます。
①Due bicchieri di vino rosso.
(ドゥエ・ビッキエーリ・ディ・ヴィーノ・ロッソ)
赤ワインをグラスでお願いします。白ワインはvino bianco(ヴィーノ・ビアンコ)です。
3人以上でそれなりにお酒が飲める場合、ボトルで頼んだ方がお得なことも。たいていのレストランではワインだけ別のメニュー冊子にまとめています。高いワインが置いてある店もありますが、15ユーロ程度出せば、そこそこおいしいワインが味わえるので、是非その地域のワインを飲んでみましょう。
②Una bottiglia di (ワインの名前).
(ウナ・ボォッティーリャ・ディ・(名前))
(ワインの名前)をボトルで1本お願いします。
どれがその地域のワインか分からないという場合や今、流行の有機ワインなどを味わってみたい場合
③Vorrei assaggiare un vino di questa zona./ biologico.
ヴォレイ・アッサッジャーレ・ウン・ヴィーノ ディ・クエスタ・ゾーナ
またはウン・ヴィーノ・ビオロジコ
最近はビオワインに「bio」「naturale(ナトゥラーレ・自然派)などと分かりやすくマークをつけているところも多いです。
④E poi una bottiglia di acqua natural ( gassata)
エ・ポイ・ウナ・ボォッティーリャ・ディ・アックア・ミネラーレ/ガッサータ)
それからノン・ガスのミネラルウォーターを1本。ノンガスがnaturaleガス入りがgassataになります。Gassataはときどきすごくマズイものがあるので注意!
お会計時
⑤il conto,per favore. (イル・コント・ペルファヴォーレ) お会計お願いします。
イタリアのレストランではほとんどテーブルでお会計します。ウェイターを呼んでレシートを持って来てもらいましょう。なお、会計にはservizio(サービス料金)またはCoperto (テーブルチャージ)などが追加されていますので、別にチップを払う必要はありません!
⑤Ancora non ho ricevuto il resto. (アンコーラ・ノノ・リチェヴート・イル・レスト)
まだおつりをもらっていません。
万が一、おつりを持ってこないようなケースがあれば、こう聞いてみてくださいね。
地域によって異なるイタリア料理の魅力
都市国家の集まりだったイタリアがイタリア王国として統一されたのが1861年。そして現在の共和制になったのは第二次世界大戦後の1946年。国歌として統一されてから150年足らずしか経っていないと考えるとちょっと驚きですよね。
それだけに、各地域の食や文化にもかつての都市国家としての個性が色濃く残っています。オリーブオイルやワイン、パンなどの味やタイプも地方ごとに異なるほど。地域の伝統的な料理はその場所に行かないと食べられないことがほとんどです。
例えば、ミラノ風カツレツがナポリで出されることはありませんし、イカスミのパスタをイタリア中部で食べようと思っても難しいでしょう。イタリア旅行をする際にはたくさんの街や地域を周遊するより、ある程度、的を絞ってその土地の食や文化を堪能するのがおすすめです。
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