[イタリア語]基本フレーズ編、ありがとう、こんにちは、さようならetc..
海外旅行の行き先として依然、人気が高いイタリア。おしゃれな街並みや世界遺産、なにを食べてもおいしい料理、地域によって異なるワインなど、楽しみ方は無限大です。
どこへ行っても外国人観光客であふれかえるイタリアですが、実は英語を話せる人はそれほど多くありません。日本語と同じように、イタリア語もイタリアでしか話されていない言語。私たちがたどたどしいイタリア語で話しかければ、親切にしてくれる人がほとんどです!ここでイタリア旅行の際に覚えておきたいフレーズをまとめてみました。
「あいさつをしない」はイタリアではタブー
イタリアではどんなに小さい子供にでも親が「挨拶しなさい」「チャオといいなさい」と諭します。それだけに外国人であろうとあいさつをしない人間を彼らは理解できません。「こっちがお客だからあいさつする必要がない」という理屈は通用しないのです。旅行中、気持ちよく過ごすためにも、どんどんあいさつしてみましょう。
①Buon giorno.(ブォオンジョルノ) こんにちは
だいたいお昼頃までのあいさつはBuon giornoでOKです。お店に入るときも一声かけましょう。何も言わずに入ってくると怪訝な顔をされてしまいます。
②Buona giornata (ブォナジョルナータ) よい1日を
朝、ホテルを発つときや午前中の別れ際に使えるフレーズです。Buona giornata と言われたら、grazieと返すかAnche a Lei (アンケアレイ)あなたも!と返すのがスマートです。
③Grazie (グラーツィエ) ありがとう
なにかしてもらったときはもちろん、買い物をして商品を渡されたとき、おつりを渡されたときなどにイタリア人では必ずgrazieと言います。
④No,grazie(ノーグラツィエ) いいえ、結構です。
これは挨拶ではありませんが、grazieと一緒に覚えておくと便利。レストランなどでおかわりを聞かれたときにも使えますし、街中でモノを売りつけられそうになったときは、こう言って毅然とした態度をとればOKです。
⑤Salve(サルヴェ)こんにちは ※ただし1日中使える
日本語のように、朝、昼、晩とあいさつが変わることを考えると、pomeriggio(午後)を指すBuon pomeriggio(ブォンポメリッジョ)という言葉もあるのですが、イタリア人はほとんど使いません。このsalveなら1日中使えるので便利。ただし!LとVという日本人にとって発音が難しい文字が入っているため、慣れていない方は正しく発音するのが難しいかもしれません。
⑥Buona sera(ブォナセーラ)こんばんは
早い人だと15時くらいから使うイタリア人もいます。夕食に訪れたレストランでもまずは、こう言ってあいさつしてみましょう。
⑦Ciao!(チャオ)やあ。じゃあね。
イタリア人は1日何回チャオを言うのか?というくらい繰り返すのがこの言葉。友達同士などくだけた間柄では顔を合わせたときや別れるときなどにも使います。
⑧Arrivederci(アッリヴェデルチ)さようなら
親切にしてくれた店員さんやホテルの従業員さんと別れ際などに。
⑨Piacere(ピアチェーレ)はじめまして。
旅行ではあまり使う機会のないフレーズですが、覚えておくといいかも。
まとめ
イタリア人にとって挨拶は基本中の基本。知り合い同士の場合、「あいつ俺に挨拶しなかった!」といってケンカになったり「非常識な人」という烙印を押されてしまったりするほどです。旅行者にはそこまで厳しくはありませんが、郷にいては郷に従え、です。あいさつをすれば、相手の対応をぐんと親切になるはず。旅行を楽しむためと思ってどんどんあいさつしてみてください!
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