コーヒーの飲みすぎは危険?適切な摂取量とは。

コーヒーの飲みすぎは危険?適切な摂取量とは。

皆さんは1日何杯くらいコーヒーを飲んでいますか?一昔前まで体によくないのでは?という意見もあったコーヒーですが、最近は健康効果やダイエット効果があることが分かってきています。だからといって「じゃあ、1日何杯飲んでも大丈夫!」というわけでもないようです。ここで、コーヒーの適切な摂取量について詳しくお話します。

コーヒーを飲むメリットとは?

まずはコーヒーを飲むとどんなメリットがあるのか理解しておきましょう。

・脳や筋肉の活性化

 頭がぼんやりするときにコーヒーを飲むとすっきりするのはカフェインのおかげ。カフェインには興奮作用がるため、眠気防止にも効果があります。また運動前にカフェインを取ると脂肪燃焼をサポートし、ダイエット効果がアップすると言われています。

・がんを予防する効果

 コーヒーに含まれるポリフェノールの一種、クロロゲン酸には強い抗酸化作用があります。老化やがんの原因は脂質が酸化することでできる過酸化脂質が作りだすフリーラジカルが細胞を傷つけることで起こると考えられています。クロロゲン酸には脂質が酸化して過酸化脂質になるのを防いでガンが発症するリスクを低減させてくれると考えられています。

・老化防止効果

 クロロゲン酸を初めとするポリフェノールには高い抗酸化作用があり、老化防止にも役立つと言えます。

・二日酔いの改善

 二日酔いのときに辛いのが頭痛です。アルコールを分解するときに作られるアセトアルデヒドによって引き起こされます。コーヒーに含まれるカフェインにはアセトアルデヒドの排出を促し、脳の血管を収縮させて頭痛を和らげてくれます。
 

・偏頭痛の軽減

 ズキズキした痛みがつらい偏頭痛もコーヒーを早めに飲んでおくことで痛みを和らげることにつながります。イタリアでは頭痛のとき、エスプレッソコーヒーにレモンを絞ったものを飲むと効く、と言われているのだとか。決しておいしくはありませんが、試してみる価値はアリです。

飲みすぎには注意

さまざまなメリットがあるコーヒーですが、飲みすぎは体に悪い影響を与えてしまいます。続いてコーヒーの飲みすぎによって起こり得るデメリットを紹介します。

・カフェイン依存症、自律神経の乱れ

 コーヒーを飲まないと頭がさえない、集中力が続かない、イライラする……という人はカフェインの摂りすぎによって依存気味になっている可能性があります。また、飲みすぎによって常に興奮状態が続くと、自律神経の乱れにもつながり不調を招くことに。

・胃痛

 カフェインには胃液の分泌を促す作用があります。空腹時にコーヒーやお茶を飲むとムカムカすることがありますが、これは胃液が分泌されて胃が荒れている状態。お腹が空っぽのときにコーヒーをがぶ飲みするのはNGです。

・利尿作用 / 冷え

カフェインには利尿作用があります。同時に体を冷やしてしまうので、女性の方は飲みすぎに注意しましょう。特に生理前や生理中は飲む量を減らすようにしてください。また妊娠中にコーヒーを飲みすぎると流産のリスクが高まる可能性も指摘されています。

1日の適量は何杯?

コーヒーの適量は健康な大人なら、1日5~6杯、妊娠中の女性なら3~4杯を上限にするべきと言われています。これはカフェインの摂る量を制限するためです。

皆さんは同じコーヒーでもエスプレッソの方がドリップタイプに比べてカフェインが少ないということをご存知でしょうか。そもそも量の少ないエスプレッソはコーヒー豆の量も少なめです。またエスプレッソは豆を深煎りするため、熱によってカフェインが少なくなっているのです。また、ドリップタイプとインスタントコーヒーではカフェインの量はほぼ同じと言われています。

まずは自分が飲んでいるコーヒーにどのくらいカフェインが含まれているか把握しておきましょう。また、カフェインは緑茶やエナジードリンクなどにも多く含まれるので、コーヒー以外の飲み物も含めてカフェイン量をチェックするようにしてくださいね。

Photo by m_takahashi

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