妻が離婚を決めた理由ベスト5
離婚率の上昇が話題になることの多い日本。カップルの3組に1組は離婚しているとも言われています。一生、共に過ごすことを決めた結婚生活にピリオドを打ち、離婚を決める理由にはどんなものがあるのでしょうか。今回は妻から見た「離婚を決めた理由ベスト5」を紹介したいと思います。
1位は性格の不一致!
ひとことで性格の不一致といっても、その内容は夫婦によってさまざまです。
- 子育てや家事をまったく手伝ってくれず、大変さを理解してくれない
- 夫が精神的に自立しておらず、頼ることができない、支えてもらえない
- 自分が落ち込んでいるとき理解を示してもらえず、ショックを受けた
価値観の相違と言ってもいいかもしれません。どれも些細なことのように感じますが相手に改善の余地が見られない場合「この人と一生一緒に過ごすなんてムリ」と考えるようになってしまうようです。
2位は夫からの暴力・精神的虐待などのDV
若い世代を中心に増えているのが暴力・DVです。特にできちゃった結婚など、短い交際期間で結婚した人に多いケース。手を上げるタイプの暴力は1日でも早く相手と離れることが賢明。残念ながら、暴力をふるう人が何らかのきっかけで優しくなった、手を上げなくなったという声はほとんど聞かれません。
暴力をふるう男性は「結婚する前から冗談で手を上げられることがあった」という人が多いようです。夫から暴力を振るわれていたある女性は結婚前、相手から冗談のツッコミで友人の目の前で思い切り頭をはたかれたことがあったそう。「びっくりしたけれど、顔が笑っていたから、その時は深く考えなかった」と言いますが、振り返ってみれば、それも氷山の一角だったのかもしれませんね。現在、交際中の相手に冗談まじりとはいえ、手を上げられた…という経験のある方は要注意です。
また、繰り返し「お前は俺がいないとなにもできない」「なんの能力もない」「誰からも相手にされない」などと言われ続ける精神的虐待も増えています。相手の人格そのものを否定するような性格はなかなか改善させることが難しいもの。
精神的な虐待を加える相手は友人や家族との付き合いもやめさせようとするため、妻は孤立無援、夫に頼るしかなくなり、さらに精神的な虐待がひどくなる…という悪循環が起こります。精神的な病になってしまってからでは立ち直るまでに時間がかかってしまうことに。優しくされることがあったとしても、改善されないようであれば見切りをつけることも大切です。
3位 異性関係
LINEやFacebookなどのSNSが発達している今、パートナーに隠れて不倫相手を探すことが容易になってきています。男性の場合、結婚しても仕事を通じて別の女性と関わる機会があるため、人によっては簡単に浮気に走ってしまうことも。妻の妊娠中に浮気が発覚するという例も少なくありません。
浮気が発覚した後、一度は相手の女性と別れる約束をしたものの、その後も関係が続いていたというのもよくあるケース。また、夫がモテるタイプだったり若い女性が好きだったりして「一生、こんな相手に尽くさなければならないのか」と考えて離婚に至るという人も。
4位 生活費を払ってもらえない
借金や浪費によってただ、単に家にお金を入れないという単独のケースの他、「浮気相手に入れあげていて家にお金を入れない」「精神的虐待の一環でお金を入れない」という混合ケースも。こうした相手は別居中の生活費として支払うべき婚姻費用や離婚後に支払うべき子どもの養育費も払わないケースがあります。
5位 夫からの抑圧
いわゆる熟年離婚に多いのがこちら。はたから見ると、うまくいっていた夫婦が夫の定年後、突然妻からの申し出によって離婚する…というケースは、女性が夫からの抑圧に耐えきれなくなったことが原因であることが多いようです。
精神的虐待とまではいかないまでも、団塊の世代より上の男性は「女は家にいるもの」「子育てや家事は女がするもの」といった考えを持つ人が多く、妻は長年ジッと耐え忍んできた…という例が多いのです。子どもも独立して家庭を持ち、家族に迷惑をかけなくなったところで「残された人生は自分のために生きたい」と考え、離婚に踏みきる人が増えています。
まとめ
3組に1組が離婚するようになった今でも、日本の離婚率の高さは世界的に見るとそれほど高くないのが実情。アメリカやドイツでは2組に1組が離婚する計算なのだとか。女性の場合、離婚を決意しても仕事や住むところを探したり、名前が変わったり、子どもを一人で養育したりといった苦労がつきまといます。「もうがまんできない!」と思っても、早まることなく周到に準備を進めるようにしたいですね。
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