住宅ローン審査の基準。銀行が見ているポイントとは?

住宅ローン審査の基準。銀行が見ているポイントとは?

住宅を購入する際、多くの人がローンを組むことになります。借入金額が大きく、返済期間も数十年におよぶことになるため、住宅ローンを組むときには金融機関側が返済可能かどうか審査を行います。

住宅ローンの審査が通らなかった場合、原則として理由を教えてもらうことはできません。審査を受けるまえに金融機関がチェックするポイントを理解しておくことが大切です。ここでは住宅ローン審査で金融機関がチェックする基準を詳しく説明していきます。

金融機関が融資をする際に考慮するポイントとは?

国土交通省が実施した平成28年度民間住宅ローンの実態に関する調査」で9割以上の金融機関が「審査の際にチェックする」と回答した項目は回答が多かった順に次の7つとなっています。

・完済時年齢
・健康状態
・借入時年齢
・担保評価
・勤続年数
・年収
・連帯保証

完済時年齢や借入時年齢が若いほど有利というのは分かりますよね。また、連帯保証に関しては住宅ローンの場合、保証会社を利用するため、連帯保証人を立てる必要はほとんどありません。ここからは分かりにくい項目を説明していきましょう。

<健康状態>

返済期間の長い住宅ローンを安定して返済できるかどうかが審査のカギになります。健康状態が2番目に来ているのは、団体信用生命保険に加入できるかどうかのチェックポイントになるためです。

<団体信用生命保険とは>

住宅ローンの借入者が加入する生命保険。団信とも呼ばれています。借入者が死亡したり、高度障害を負うなどして返済ができなくなったときに保険金が支払われ、ローン返済の必要がなくなるというもの。金融機関によってはこの団体信用生命保険への加入を義務付けているところもあります。この団体信用生命保険の保険料は金利に含まれているため、別途保険料を支払う必要はありません。既往症がある場合には団信に加入できないこともあります。

勤続年数が重要。転職したらNG?

住宅ローンの審査のとき、チェックされるのはどのような会社に勤めているかよりも、勤続年数が長いことの方が重視されます。一般的に勤続年数が3年以上であるかどうかが基準。ただし、最近は転職者が多くなってるため、キャリアアップのための転職であれば3年以下でも審査が通ることが多いようです。最低年収は金融機関によっても異なりますが、200~300万円が目安となります。

自営業の方も過去3年の収入が審査基準となります。フリーランスの方は節税のため所得額を減らす工夫をされている方が多いと思いますが、極端に所得額が低くなってしまうと住宅ローンの審査に通らなくなってしまうため注意してください。

また、この7つの項目には入っていませんが、78.2%の金融機関が「雇用形態」をチェックすると答えていることからも、正社員、契約社員、派遣社員といった点も合わせて考慮されていることが分かります。

<担保評価とは?>

ローンが返済できなくなったときに担保としてとられる土地や建物の評価額となります。住宅ローンが返済されなくなると、その住宅や土地を競売で売却し、その金額を金融機関が回収します。よって住宅やマンションなどの評価額が低いと、その金額を超える借入はできないことがあります。

カードローン等の他の債務の状況や返済履歴

7つの中には入っていませんが、こちらもほとんどの金融機関がチェックするポイント。車のローンやリボ払いの支払い、携帯本体の分割払いなどの金額もチェックされます。返済を滞納していたことがある場合、その記録が個人信用情報機関に残っているため、5年間は新しい借り入れが難しくなります。

月々の住宅ローンの支払いの負担を軽減するためにも、車のローンなどは住宅ローン借り入れ前に返済しておくのがベストです。また、金融機関によってはクレジットカードについているキャッシング枠の利用限度額をを借入金ができる額=負債として考慮するところも。キャッシングできるクレジットカードで使っていないものがあれば、解約してしまうのが無難です。

おわりに

いかがでしたか?
ほとんどが想定内の項目だったという方が多いのではないでしょうか。転職を考えている人などは住宅ローンの審査を受ける前にタイミングをよく考えたほうがいいかもしれません。また、他の借り入れがあるという方もできるだけ完済しておくことをお勧めします。

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