住宅ローン:審査に落ちる原因。

住宅ローン

住宅を購入するにあたり、ほとんどの人が組む住宅ローン。

・「住宅ローンを組むことになったけれど、審査が通るか心配……」
・「住宅ローンの審査に落ちる理由を知りたい」

こんな不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。実際、最近は住宅ローンの審査に落ちる人が増える傾向にあるそうです。ここでは住宅ローンの審査に落ちる原因について説明していきます。

住宅ローンの審査に落ちる理由

主な原因を挙げてみましょう。
・年収が少ない
・個人事業主として開業から間もない、企業で勤続年数が短い
・転職して派遣社員になった
・消費者金融などか借り入れがある
・消費者金融への返済を何度も遅延させたことがある
・任意整理、自己破産などブラックリストに載っている

大きく分けて「収入や働き方、雇用形態によるもの」と「個人信用情報に関わるもの」の2つに分けることができます。

収入や働き方、雇用形態によるもの

住宅ローンの審査に通るための最低年収は金融機関によっても違いますが、だいたい200~300万円程度。自分一人の年収で通りそうもないというときは、連帯債務者として、夫婦合算の年収で審査を受けるようにしてみてはどうでしょうか。

・個人事業主は?

個人事業主の方は開業から3年以上一定の収入があることが分かると審査が通りやすくなるようです。この場合もできれば連帯債務者の収入と合算するなどの工夫をするのがベスト。心配な方は事前にフィナンシャルプランナーなどに相談していてもいいでしょう。

・派遣社員は住宅ローンが組めない?

結論から言うと、答えは「組める」です。ローンの審査は雇用形態だけではなく、返済能力があるかどうかがチェックされます。なので、派遣社員でも年齢が若い、頭金がある程度用意できる、勤続年数が長い(一社あたりの)、他の借り入れがないケースなどは問題なく住宅ローンを組むことができます。

個人信用情報に関わるもの

最近、住宅ローンの審査に落ちる理由として増えているのがこちら。すでにいくつもの消費者金融などから借り入れがある場合、新しく住宅ローンを組むことはまず、できません。負債がある人は貯金から一括返済するなどして、借り入れがない状態にしておきましょう。

また、いわゆるブラックリストのるような案件も審査に落ちる大きな原因です。現在日本には「CIC(シー・アイ・シー)」「JICC(日本信用情報機構)」「KSC(全国銀行個人信用情報センター)」という3つの信用情報機関があり、金融機関は住宅ローンの審査時、ここに登録されているあなたの信用情報を参照します。

例えば、自己破産したことがある場合、10年以上経過しないと新しい借り入れをすることはできません。クレジットカードの返済も3カ月連続で遅延すると、ブラックリストにのってしまいます。この場合、完済から5年は情報がのりつづけているため、借り入れをすることができません。

また、債務整理(任意整理とも)といって、司法書士を通して債権者に返済方法や返済額、利息などを交渉し、無理なく返済ができるようにする手続きをした場合もブラックリストにのり、5年間は新しい借り入れができません。最近、よく弁護士事務所がCMしている過払い金の請求をしても、返済が終わっていない場合、ブラックリストにのってしまうことになるので、近いうちに住宅を購入したいという方は慎重に債務整理を行ってください。

その他、住宅ローンの審査に落ちる理由。税金、滞納していませんか?
もうひとつ、見落としがちなのが税金の滞納です。住民税や所得税の滞納をしていませんか?こうした税金の滞納も住宅ローンの審査でチェックされます。もし、滞納税がある人はすぐに支払うようにしてください。

おわりに

いかがでしたか?
住宅ローンの審査が落ちる理由について説明してきましたが、改善には時間がかかるポイントが多いことがお分かりいただけたのではないでしょうか。ゆくゆくは住宅を購入したいな……と考えているなら、ローンに落ちそうな要因を新たに作らないよう、今から努力しておくことも大切です!

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