梅雨になる前に考えたい!ゴキブリ対策と退治方法

梅雨になる前に考えたい!ゴキブリ対策と退治方法

暖かい日が増えてくるにつれて、小さな虫を見かけることも多くなりました。蝶のように目を楽しませてくれる昆虫もいれば、私たち人間が毛嫌いする虫もちらつくようになります。そう、ゴキブリです。その名を口にするのもイヤ!というほど苦手な人も多いのではないでしょうか。今回は梅雨が来る前に考えたい、ゴキブリ対策とその退治方法について詳しくお話していきます。

ゴキブリによる被害ってどんなものがあるの?

見た目が気持ち悪い、恐ろしい……。ゴキブリが私たちに与える影響はそれだけはありません。ゴキブリがいることで起こる被害と言えば

  • 悪臭を放つ
  • アレルギーや喘息の原因となる
  • 病原体を媒介するといった被害

などが予想されます。

また、ゴキブリは雑食で人間が食べる食物はもちろんのこと、腐敗したもの、髪の毛や爪、フケ、排泄物なども食べます。不衛生な場所で活動していたゴキブリが家に入ってくることで、さまざまな雑菌が持ち込まれることにもなるのです。

ゴキブリを繁殖させないための対策

まずはゴキブリが生きづらい環境づくりを心がけましょう。

<キッチンの掃除を徹底する>

冷蔵庫や電子レンジの近くなど、暖かい場所はゴキブリが繁殖しやすい場所です。食べ物のカスが落ちたり、ソースの汚れなどが残ったりしていませんか?ゴキブリは油も大好物。冷暗所にしまってある揚げ油がこぼれたところやガスレンジ台の油ハネなどをエサにすることも考えらます。

ガスレンジの油汚れやテーブルの食べこぼしなども1日の終わりにはすっきり掃除しておきましょう。掃除のあとにアルコールスプレーをして拭けば完璧です。

<ゴミは収集日まで密閉できる場所にまとめておく>

ビールの空き缶や空のペットボトル、缶づめの缶などをゴミに出す前にためている人は要注意。必ず密閉しておくようにしてください。生ごみもディスポーザーなどに放置せず、収集日まで密閉できる場所にまとめておくようにしてください。

<食べ物を置かない>

食べ残しをキッチンに放置するのも危険です。スナック菓子や食材の袋はきちんと閉じて、できれば缶などの密閉容器に入れたいところ。

ただし、包装されている食材でも油断は禁物です。筆者は子どもの頃、仏壇に供えてあった銀紙で個別包装されたチョコレートがまるでくり抜かれたように食べられているのを発見して震えたことがあります。

また、盲点になりがちなのがペットのエサや観葉植物の腐葉土など。家の中には置かないようにしましょう。

家に侵入させない

ゴキブリはわずか1.5ミリの隙間があれば、侵入してくると言われています。外からゴキブリが入ってくるのを防ぐためには排水管の隙間をシーリング材や溶剤でふさいでおくとよいでしょう。玄関や窓、冊子の隙間からも入ってきます。また、キッチンの流しの排水口から上がってくることも考えられるので、夜は蓋をしておくのがベストです。

効果的なゴキブリの駆除対策

続いてゴキブリの駆除方法を段階的に見ていきましょう。

<まずは掃除!フンや死骸、卵がないかチェック>

駆除すべきはゴキブリの成虫だけではありません。がまぐちのような形をしている卵鞘(らんしょう)1つからは数十匹の幼虫が生まれます。卵があるということは、姿を見かけなくてもゴキブリがいるということ。また、ゴキブリは1度交尾すると、その後何度も産卵できるため、卵をひとつ見つけたら徹底的に掃除をする必要があります。

キッチンの流し台の下やソファの下、押し入れの中、タンスの下、ガスレンジの奥、給湯器の裏などもチェックしてください。もちろん掃除機を使ってOKですが、掃除の後、ゴミパックはすぐに捨てること。掃除が終わったら、バルサンを使用して隠れているゴキブリをおびき出します。

<毒エサタイプの駆除剤を置く>

掃除が終わったら、駆除剤を置いていきます。置く場所は冷蔵庫やレンジの近く、トイレ、押し入れ、洗面所など。置く場所によってタイプを使い分けてもいいでしょう。

・ブラックキャップ、コンバットなど

エサを食べた成虫を退治するだけではなく、そのゴキブリの糞を食べたゴキブリや卵を持つメスなどにも作用。薬剤に耐性のあるゴキブリにもしっかり効くという頼もしい駆除剤です。ただし、殺虫効果が強いため、食器棚の中などに置くのには向いていません。

・ゴキブリキャップ

いわゆるホウ酸ダンゴタイプの駆除剤。現在、主流になっている置くタイプの駆除剤の先駆けとなったもの。ゴキブリキャップのエサを食べるとゴキブリは脱水症状となり、水を探して巣から屋外に這い出て死んでいきます。毒性が低いので、食器棚の中やカトラリーを入れる引き出しなどにも使用できます。

<殺虫剤を用意しておく>

毒エサタイプの駆除剤を置いても、新たに侵入してきたゴキブリに遭遇することがあります。そんなときのためにスプレータイプの殺虫剤を用意しておきましょう。

人気が高いのはキンチョーの「ゴキブリがいなくなるスプレー」。2週間に1度使用するだけで、ゴキブリがいなくなるというタイプのもの。薬剤に触れたゴキブリが死んでいくため、次第にゴキブリが近づかなくなります。もちろん、ゴキブリに直接使用しても効果があります。

<管理会社や市区町村に対策をしてもらう必要も>

ゴキブリは下水道にも繁殖しています。家庭でいくらゴキブリ対策をしても排水口からどんどん上がってくるようでは焼け石に水。排水溝からゴキブリがあがってきたら、マンション管理会社や市区町村に依頼して害虫駆除をしてもらいましょう。

ゴキブリ対策・退治方法まとめ

願わくは、殺虫剤で退治するのではなくゴキブリがいなくなってほしい…。これが本音ですよね。大切なのはゴキブリが住みづらい環境をつくること。彼らが繁殖しはじめる5月に入る前にしっかり駆除対策をとっておきましょう!

Photo by nonrev

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