- 2016年09月11日
栄養士に聞いた。できれば食べたくない「体に悪い!?食べ物」とは
皆さんは健康や美容のために食生活に気を配っていますか?スーパーフードに代表されるような、美容や健康効果の高い栄養素を含む食材を積極的に食べたり、サプリメントを飲んだりしている方も多いのではないでしょうか。
でも、本当に体のことを考えるなら、食べるものだけではなく「できるだけ食べないようにしたほうがいいもの」も意識したいもの。今日は栄養士さんに聞いた「できれば食べたくない体に悪い食べもの」ご紹介します。
マーガリン
マーガリンに含まれているトランス脂肪酸は心筋梗塞や狭心症などの心疾患やガン、婦人科系疾患や不妊を引き起こすリスクを高めると言われています。また、コレステロールを上昇させて肥満を招いたり、アレルギーやアトピー性皮膚炎の原因となったりすることも。
アメリカでは「狂った油」「食べるプラスチック」とも呼ばれ、日本の厚労省に当たる食品医薬品局(FDA)が2018年以降、食品への使用は全面的に禁止したほどです。日本でもトランス脂肪酸を減らしたマーガリンが登場していますが、メーカーによってはどれだけトランス脂肪酸を使用しているか開示していないものもあります。栄養士さんたちは「食べない方が無難」と考えているようです。
ドレッシング
健康のために市販のノンオイルドレッシングを使用しているという方はいませんか?「ノンオイルだから」とついつい、多めにかけてしまいがちですが、ノンオイルドレッシングには果糖ブドウ糖液や砂糖といった糖分がたっぷり含まれています。
また「チキンエキス」「ほたてエキス」などは原料がはっきり分かりません。鶏肉やほたてなどのタンパク質を塩酸で加水分解した「タンパク加水分解物」であるか、まったくの人工的な調味料である可能性も。
市販のドレッシングは栄養士さんから見ると添加物が多すぎると感じるよう。ゴマ油やオリーブオイル、亜麻仁油などの良質なオイルとしょう油、お酢と塩があればドレッシングは簡単に作れるので、手作りすることをお勧めします。
コーヒーフレッシュ(ポーションのミルク)
コーヒーを飲むときに必ず、コーヒーフレッシュ(ミルク)を入れていませんか?実はコーヒーフレッシュにはミルクや牛乳は使われていません。原料はトランス脂肪酸と水、乳化剤、増粘多糖類、香料など。まさに工業製品なみの添加物でできた食品で発がん性や肝臓に悪影響を与える可能性も指摘されています。使用は避けるようにしましょう。
ソーセージやハム
ソーセージやハムは食欲をそそる鮮やかな色を保つために、発色剤として亜硫酸ナトリウムを使っています。亜硫酸ナトリウムは毒性が高く発がん性があるとも言われている添加物。また、リン酸塩、ソルビン酸も体に悪影響を与えます。最近は亜硫酸ナトリウムを使用していない発色剤不使用の「無塩せき」の商品も登場していますよね。色味がくすんだようになっていますが、どうしても購入するなら無塩せきタイプのものを選ぶようにしましょう。
市販の揚げもの
揚げものを家で作ると準備も後片付けも大変。ついつい、お惣菜コーナーに並んでいるメンチカツやてんぷらなどを利用したくなりますよね。でも、そのお惣菜の揚げ油はいつから使われているのでしょうか?
揚げものは時間が経つと、油分がどんどん酸化していきます。油が酸化したときに発生する過酸化脂質は細胞を傷つけて老化を早め、がんや動脈硬化を招くこともあります。揚げ物を食べる回数はなるべく減らし、どうしても食べたいときは新鮮な油を使って手作りするのがオススメ。少量の油で揚げ焼きにするのもいいでしょう。夕方、スーパーのお惣菜コーナーに並ぶ値下げした揚げ物には手を出さないようにしたいものですね。
まとめ
栄養士さんいわく「原料欄を見てなんなのか分からない名前のモノが入っていたら、それは体に良くないと思っていい」とのこと。価格が安いとはいえ、お金を払って体に悪いものを食べ続けていると考えたら、怖いですよね。加工度の高い食品やインスタント食品を摂る機会が多いというかたは、特に注意しましょう!
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