ウェルシュ菌とは|夏のカレーにご用心、食中毒にならない保存方法は?

ウェルシュ菌とは|夏のカレーにご用心、食中毒にならない保存方法は?

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食中毒の原因菌は生の食べものだけに発生すると思っていませんか?よく学校や食堂などで集団食中毒の被害が出ることがありますが、その原因はウェルシュ菌と呼ばれる加熱した料理に発生する食中毒菌であることが多いのです。

特に注意したいのが、カレーやスープといった煮込み料理。「え?長時間、加熱した料理にも菌が発生するの?」と疑問に思うかもしれませんね。ここで、このウェルシュ菌がどんな菌なのかについて詳しくお話していきます。

健康な人の腸にも棲んでいる?常在菌・ウェルシュ菌とは

ウェルシュ菌とは|夏のカレーにご用心、食中毒にならない保存方法は?
Photo by flickr @femme run

食中毒の原因菌というと、特殊なものを思い浮かべがちですが、ウェルシュ菌は私たちの腸内にも棲んでいる常在菌の一種です。ただ、ウェルシュ菌は悪玉菌の一種で健康な人の腸のなかで存在することはごくまれ。腸内環境が悪玉菌優勢になっているとウェルシュ菌が増殖しやすいと言われています。

ウェルシュ菌は食肉となる哺乳類の腸の中や魚、土壌や水中などにも生息しています。他の菌は加熱することで多くが死滅しますが、ウェルシュ菌は100℃で煮沸しても死なないことが分かっています。また、無酸素状態になるとさらに増殖するので、加熱して酸素が放出される煮込み料理などは特にウェルシュ菌による食中毒の原因になりやすいのです。

さらにウェルシュ菌は土壌中にも発生するため、野菜にも含まれている恐れが。肉や魚の体内、野菜と主要となる食材の多くがウェルシュ菌に汚染されていると考えることもできるのです。ウェルシュ菌による食中毒の原因となる代表的なメニューはカレー、ロールキャベツ、肉じゃがなどが挙げられます。

やっかいなことにウェルシュ菌は増殖しても臭いや見た目が変化したり、ねばりが出たりすることがありません。知らずに食べて具合が悪くなり、医師の診察を受けたところ食中毒だった……ということも少なくないのです。

ウェルシュ菌で食中毒になると起こる症状とは

ウェルシュ菌とは|夏のカレーにご用心、食中毒にならない保存方法は?
Photo by flickr @Rain Rannu

ウェルシュ菌による食中毒の症状は下痢と腹痛が主なものです。吐き気や発熱はほとんどなく、食後6~18時間後くらいの間に発症すると言われています。症状は比較的軽いとはいえ、小さなお子さんや体力の低下している高齢の方はより注意してあげる必要があるでしょう。

ウェルシュ菌の食中毒を予防するために

他の菌と違って加熱しても死なないウェルシュ菌。発生してしまったものを死滅させるのは難しいので、以下の点に注意するようにしましょう。

・カレーやスープなどの料理について

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Photo by flickr @Kelly

常温保存しない。冷凍・冷蔵保存するときには調理後、すみやかに行うこと。酸素に触れやすいように、浅めの容器に入れるのがベスト。一晩でも冷蔵庫に入れるようにする。

  • 野菜は調理前によく洗い、ウェルシュ菌を落とす
  • 保存食は食べる前に必ず加熱する
  • 料理の作り置きは避ける

「ウェルシュ菌は加熱調理後に増殖するもの」と頭に入れ、加熱調理したものの保存方法には充分、注意するようにし、食中毒を予防しましょう。

Photo by flickr @NIAID

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