- 2015年11月08日
妊娠中に食べてはいけない食べ物とその理由。
そんなの気にしてたら何も食べられない!と思いながらもいざ自分が妊娠すると話は別。胎児の栄養はママが食べたものから胎盤を通じて供給される為、ものによっては注意が必要です。
今日はそんな妊娠中に食べてはいけない。とされる物についてその理由とともに一覧にしてまとめました。
カフェイン類が含まれるもの
コーヒーや紅茶を日常的に飲んでいる方も多いかと思いますが、妊娠中のカフェインの過剰摂取には注意が必要です。
大きな理由としては、以下の2点が大きいとされています。
- カフェインにより摂取したカルシウムが尿とともに排出されてしまう。
- 胎児の体にカフェインが蓄積してしまう。
胎児の骨や成長にはカルシウムが不可欠ですが、母体であるお母さんがカフェインを摂取すると、せっかく摂取したカルシウムが胎児へ届かず尿とともに排出されてしまいます。
また、人間の排出器官である肝臓がまだ胎児の段階では未熟な為、胎盤を通じて送られたカフェインが分解される体に蓄積してしまうのです。
全く摂取してはダメ!と言うわけではありませんので担当の先生と相談し基準値を超えないように注意しましょう。
カフェインが含まれる食品 | コーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶、チョコレートなど |
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水銀摂取の可能性があるもの
魚は栄養の宝庫とされているので、積極的に摂取したい食べ物ですが、特に大型魚(例えば、マグロなど)は食物連鎖の関係で様々な物質が生物濃縮されています。
水銀もその生物濃縮のひとつで、特にメチル水銀が胎児の体に蓄積してしまうと、障害が発症してしまう可能性も否定出来ません。
詳しくは厚生労働省のWABサイトに詳しく記載がされていますのでコチラをご確認ください。食べてはいけない!と言うわけではありませんので適量摂取を心がけましょう。
水銀濃度が比較的高い魚 | マグロ類、クジラ類、その他肉食の大型魚など |
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細菌感染の危険性がある食品
健常な体では体の免疫機能で細菌に犯されることは少ないですが、妊娠中は控えたほうが良い食品が数多くあります。特に生のまま食べたりする事が多い食品には注意が必要です。
具体例をあげると
- 生卵に含まれる可能性があるサルモネラ菌
- 生肉が原因で起こるカンピロバクター症やトキソプラズマ症
などが挙げられます。魚の水銀と違って、こちらら摂取量の問題ではなく感染したら危険性が高いので、生卵、生肉は控える事をおすすめします。
細菌感染の危険性がある食品。 | 生卵、チーズ、生レバー、その他加熱が十分に行われていない食品 |
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食品添加物の多い食品
今の世の中、数えだしたらキリがありませんが。。。これらの食品添加物を避けるにはやはり自分で素材から調理する事が一番良いと思います。
妊娠中の毎日の料理は、作業の面からみても臭いの影響からみても大変かと思いますので、作り置きして冷凍保存でしておくなど家電のチカラもうまく取り入れましょう。
食品添加物の多い食品 | ファーストフード、コンビニエンスストア等の食品。その他加工食品。 |
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薬や漢方薬
私自身も妊娠するまで知らなかったのですが、普段使用する風邪薬や漢方約にも注意が必要です。使用の可否は個人によって異なりますので担当の先生に相談するのが最も良い判断かと思います。
また、一度風邪や病気にかかってしまうと、胎児への影響の為、強い薬が服用出来ないので手洗いうがい、外出時のマスクの着用等、基本的な予防措置は怠らないようにしておきましょう。
アルコールやタバコ類
もはやこちらは説明不要だと思いますが、アルコール・タバコとも、母体・胎児ともに健康に悪影響を及ぼし、体の細胞をむしばみます。
特にタバコは流産・早産の確率を高めたりと危険性が高く、自分が気をつけていても他社が吸っているタバコの煙(副流煙)によって被害をうける場合があります。
旦那さんや同居のご家族が喫煙者の場合はその理解を深めてもらい協力を仰ぎましょう。
おわりに
妊婦中は悪阻もあったりで食べられるものがかなり制限されがち。私自身もほとんど栄養素のない素麺をひたすら食べていた時期がありました。
なかなかつらい時期だとは思いますが、自分が食べたものはそのまま赤ちゃんの栄養素になる!と思って大切な10ヶ月をすごしましょう。
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