◯◯万円の美容液より肌にいい?ヒルドイドが保険で処方されなくなるウワサとは

〇◯万円の美容液より肌にいい?ヒルドイドが保険で処方されなくなるウワサとは

「高級美容液より効果がある」「◯〇万円の化粧水よりいい」と美魔女の間で話題になったヒルドイド。女性のみなさんなら、一度はヒルドイドの画像を目にしたことがあるのではないでしょうか。

このヒルドイド、ヘパリン類似物質という成分を配合した医薬品の保湿剤ですが、このヒルドイドの処方に健康保険が適用されなくなるというニュースが報道されました。皮膚科で大量にヒルドイドを処方してもらっている皆さんにとっては気になるこのニュースを詳しく調べてみました。

ヒルドイドとは?

そもそも、ヒルドイドとはどんな薬なのでしょうか。有効成分は「ヘパリン類似物質」。ヘパリンは肝臓で生成される成分で細胞内に存在している成分で、血液が固まるのを防ぐ効果や、血栓ができにくくする血行改善効果があります。また、水分を保持する力が強く、細胞増殖にも関与し、ケロイドの予防や乾燥肌の改善に処方されることも。

ちなみに「ヒルドイド」というのはマルホ製薬が製造する製品の名前。ヒルドイドクリームや軟膏、ローション、ヘパリン類似物質外用スプレーなどの他、ジェネリック医薬品としてビーソフテンクリーム、ビーソフテンローションなどがあります。

本来、ヒルドイドはアトピー性皮膚炎による乾燥やしもやけ、傷口の跡にできやすいケロイドの予防やアザの治療などに用いられていました。

ヒルドイドが日本の健康保険制度を圧迫している?

美容マニアだけではなく、医師でも「ヘパリン類似物質は化粧品より効果があるので、気になる方はお問い合わせください」など、あたかもヒルドイドが化粧品の代替として処方できるような発言をしている方もいました。

こうした先生方も初めのうちは「高い化粧品に踊らされて散財するより、乾燥が気になるなら皮膚科の処方薬でいいものがあるのに」という親切心で発言していたのでしょう。しかし、その後「〇万円の化粧水よりいい」「究極のアンチエイジングクリーム」などと謳われるようになり、ヒルドイドの知名度は急上昇。医師たちも、まさかこんなにヒルドイドを求めて患者(?)が大挙するとは想像していなかったはずです。

今年の10月上旬健康保険組合連合会はある提言を行いました。その中では必要性が低いと思われるいわゆる「皮膚乾燥症」に対するヘパリン類似物質の薬剤師が93億円に上ると試算。医療保険制度そのものを圧迫しかねないと発表したのです。

そのため、健保組合連合会は「外来で皮膚乾燥症にヘパリン類似物質または白色ワセリンを処方する場合、他の外皮用薬(抗生物質や真菌剤など)や内服薬(かゆみ止めのヒスタミンなど)が処方されていないような場合、保険の対象外とするように求めているのです。

実は販売元のマルホも頑張っていた

筆者はヒルドイドフィーバーが起こってから、製造元のマルホは大儲けなのではないかとふんでいました。しかし、マルホは雑誌などでヒルドイドを美容目的で使用することを推奨する記事やニュースを確認すると、「医薬品を適応外で使用することを推奨するような記事は控えてほしい」と申し入れを行っていたのだそうです。

参考: ヒルドイドの適正使用に関するお知らせ/マルホ製薬

この注意喚起によれば、医薬品を適応外で使用することを推奨するような記事は、薬機法に抵触する恐れがあるとのこと。また、漫然と長期連用することで副作用も起こりかねないと警鐘を鳴らしています。

・ヒルドイドの副作用

ちなみに、ヒルドイドの副作用とはどんな症状があるのでしょうか。

・皮膚刺激感
・過敏症(発疹、発赤、かゆみ)

発現率は0.93%と低いようですが、筆者は軽度の脂漏性皮膚炎による乾燥にヒルドイドを処方され、使用していたところ猛烈なかゆみが襲ってきてやめてしまいました。赤みも悪化。炎症を伴うかゆみは血行が促進されると憎悪するのでNGです。副作用、出ないと思っている人が多いようですが、出る可能性ありですよ……。

ヘパリン類似物質のOTC(一般医薬品)はないの?

「ヘパリン類似物質がドラッグストアで買えたらいいのに」と思いませんか?実はあるんです。ヘパリン類似物質の含有率も同じ0.3%。効果も同じというわけです。通販サイトでは1000円くらいで買えるものも。初診料を考えたら、こちらを購入した方が安いことも多いので、ヘパリン類似物質が気になる方はこちらを試してみてはいかがでしょうか。

小林製薬 : さいき
グラクソスミスクライン : HPクリーム/HPローション
新新薬品工業 : ピアソンHPクリーム

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