体にいい油は毎日摂っても大丈夫。おすすめの油はどんな油?

体にいい油は毎日摂っても大丈夫。おすすめの油はどんな油?

あなたは毎日の料理にどんな油を使っていますか?スーパーで見かける安価のサラダ油やキャノーラ油の中を手に取って「これって本当に体にいいのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?ここで毎日摂取しても大丈夫な体にいい油についておさらいしてみましょう。

サラダ油やキャノーラ油にはトランス脂肪酸が含まれる

低価格のサラダ油やキャノーラ油。炒めものや揚げ物など、毎日のお料理に使用しているという方も多いと思いますが、これらの油にはトランス脂肪酸が含まれています。トランス脂肪酸は悪玉コレステロールの量を増やし、肥満や心臓病のリスクを高めるとしてアメリカの厚生労働省にあたるFDAが2018年から食用への使用を禁止する成分です。

また、体によさそうなイメージがあるキャノーラ油もラットを使った実験で脳やすい臓、腎臓などの機能に影響を与える可能性があるとして、安全性を疑問視する声も少なくありません。これらの油はなるべく減らすのが無難。揚げ物をするときだけ使用して、できれば1回ごとに新しい油を使うというのが理想的でしょう。

毎日使える、体にいい油ってどんなもの?

「毎日、摂るものだから体にいいものを」そう分かってはいても、家計を預かるわたしたち女性としては、あまり高い油を使うわけにはいかないというのが本音です。また、体にいいと言われているアマニ油やココナッツオイルは生でしか使用できず、香りも強いため調理には不向き。毎日、使えて費用対効果面で見合った油という観点で選ぶと、以下の2つが優秀と言えそうです。

・オリーブオイル

オレイン酸を豊富に含み酸化しにくいことで知られるオリーブオイル。炒めものに使ったり、焼きものにかけたり、生のままパンにつけて食べたり、ドレッシングにしたりとさまざまな用途で使うことができます。ただし、選ぶときには加熱していないエクストラヴァージンタイプを。100℃以上になると酸化してしまうので、揚げものには避けてください。

オリーブオイルの産地では10月下旬から11月上旬辺りにかけて、その年にとれたオリーブで作られたヌーボー(またはノヴェッロ)というものが出回ります。いわゆる新米や新茶のオリーブオイルバージョンと思ってください。価格は高めですが、その美味しさは格別。焼いたパンにつけたり、サラダのドレッシングに使用したりするにはもってこいです。限られた時期しか味わうことができないので、オリーブオイル好きの方は是非トライしてみてくださいね。

・太白ごま油

生のごまを圧搾した無味無臭のごま油。ゴマリグナンには高い抗酸化作用があり、太白ごま油は油のなかでも酸化しにくいことで知られています。茶色いごま油と違って臭いがないので、どんな料理にも使えて便利。1か月分1000円程度とコスト面から考えても許容範囲の価格です。また、太白ごま油はアーユルヴェーダのトリートメントにも使うことができます。

体にいい油でも、摂りすぎは禁物!

オリーブオイルや太白ごま油も油分ですので、カロリーは決して低くありません。摂りすぎれば、体に悪い他の油と同様、生活習慣病や太りすぎを招くことになってしまうので、適量を守って摂るようにしましょう。

Photo by Maya83

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