- 2016年11月20日
30代を過ぎたら要チェック。肌のためにこれだけはやめるべき!
空気が乾燥する季節になって、肌の衰えを感じている方、いませんか?乾燥する目元に浮かんだちりめんジワやうっすらと浮かんだほうれい線にぎっくりしたという人のいるかもしれませんね。エイジングサインが肌に現れると、焦って新しい化粧品や美容家電に手を出したりしがち。でも、本当はその前に「肌のためにやめるべきこと」がないかチェックしてみる必要があるんです。ここで30代を過ぎたら肌のためにやめるべきケアを紹介しましょう。
大切なのは潤いを保つ細胞間脂質とNMF(天然保湿因子)守ること!
肌に大切なことはたった2つ。保湿と紫外線対策です。まず保湿から考えてみましょう。保湿というと化粧水で水分を与えることばかり考えがちですが、本当の意味の保湿とは「肌の水分が蒸発しないようにすること」。外側から与えられる水分や油分はもちろん、肌表面を覆う皮脂だけでも水分の蒸発は防ぎきれないのです。
重要なのは肌の水分をキープしてくれる細胞間脂質(セラミド)やNMF(天然保湿因子)を落としすぎないようにすること。また、年齢を重ねるにつれて減ってくるこの2つの成分を化粧品で補うことも効果的です。
昔から「化粧水や美容液で潤いを与えて乳液やクリームでフタ」と言われていましたが、化粧品の水分や油分で守ることができる肌の水分量はごくわずか。細胞間脂質やNMFを守ることの方がずっと重要なのだそう。ではこの二つを守るためにはどんなケアをやめるべきなのでしょうか。
オイルクレンジング
ウォータープルーフのマスカラもするする落ちるオイルクレンジング。洗浄力は素晴らしいものの、肌に必要なうるおいまで洗い流してしまいます。
オイルクレンジングは洗い流すときに水と乳化しやすくなるよう界面活性剤が配合されています。界面活性剤入りのクレンジングが絶対にNGというわけではありませんが、もともと洗浄力が強いオイルに界面活性剤がプラスされれば、肌への負担は当然大きくなることに。肌にとって必要な皮脂や細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)まで洗い流して、一時的に肌のバリア機能が低下させてしまいます。
落ちにくいポイントメイクはコールドクリームやピュアオイル(オリーブオイルやホホバオイル、馬油など)を使って落としておき、顔全体はミルクタイプのクレンジングを使用するのがオススメ。あっという間にメイクが落ちるシートクレンジングも要注意。メイク汚れが落ちやすく、洗い流すのもカンタン!というクレンジングは肌を乾燥させるということを覚えておいてくださいね。
SPF値の高い日焼け止めを常用すること
保湿と並んで大切なケアとなるのが、紫外線対策です。とはいえ、SPF値の高い日焼け止めを連用するのはNG。SPF50以上の日焼け止めを使用して洗顔後、肌がカサカサになってしまった…という経験はありませんか?これは紫外線吸収剤や肌に塗ったときの使用感をよくするために配合されている界面活性剤が肌のバリア機能を低下させ、肌を乾燥させてしまうから。
日常生活ならSPF値は32程度で十分でしょう。それでも肌が乾燥してきた……という場合は空気が乾燥する季節だけでも紫外線吸収剤ではなく、紫外線散乱剤タイプの日焼け止めをオススメします。
紫外線散乱剤を使用した日焼け止めはこれまで白浮きしやすいと言われていましたが、最近はテクスチャーの軽い、白浮きしにくいものも増えてきています。なによりせっけんや普通の洗顔料で落とすことができるため、肌の乾燥を防ぐことにもつながります。
まとめ
肌の潤いがしっかり守られるようになると、肌そのものが丈夫になっていくのを実感できるはず。それこそが、本来の美しい肌なのです。真新しいアンチエイジング成分や美白成分を次々に試すよりも、肌のダメージを与えるケアをやめて、潤いをキープできる肌体力を取り戻しましょう!
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